動物循環器センター北の森どうぶつ病院

〒001-0911札幌市北区新琴似11条17丁目1-35

診療時間

平日10:00~12:00 16:00~18:30
土・日・祝10:00~12:00 14:00~16:30
月曜休診

診療動物

犬・猫

うさぎ・ハムスター等小動物
※鳥類・両生類・爬虫類は診療していません

心臓病について

心臓病の治療

心臓病と言ってもたくさんの種類の心臓病があります。様々な検査を行うことによって、心臓のどこが悪いのかを見つけ出し、治療を行う必要があります。治療には内科的治療と外科的治療がありますが、外科的治療には人工心肺を使った体外循環によるものと、体外循環を行わずに開胸手術をおこなうもの、そして開胸せずにカテーテルを使った低侵襲のインターベンションがあります。動物にとってどの治療がベストなのかを常に心がけています。

体外循環

心房中隔欠損症、心室中隔欠損症などの先天性心疾患と慢性の僧帽弁閉鎖不全症に対しては心臓を止めて整復手術をおこなう必要があります。しかし、その間にも全身の臓器に血液を送り続けなくてはなりません。そのため体外に人工心肺を設置し血液に酸素を与え、全身に循環させながら心臓の手術をおこないます。

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インターベンション

動脈管開存症、肺動脈弁狭窄といった先天性の心疾患では太ももの血管(大腿動脈や大腿静脈)や首の血管(頸動脈や頸静脈)からAMPLATZER(アンプラッツァ)やバルーンカテーテルといったデバイスを挿入し、X線透視装置のもとで治療を行います。傷口はわずか2~3cm程のみになりますので、体にも負担が小さい手術になります。

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